タイではもち米を「カオニャオ」と言います。もち米を食べる文化は古くからあり、特に北部と東北部では、もち米が主食として広く食べられています。
北部や東北部では、もち米を蒸して竹で編んだ箱「ガティップカオ」に入れ、温かさと柔らかさを保ちながら一日中食べることができます。この方法で、もち米はいつでもおいしくいただけます。
東北料理(イーサン料理)、「ラープやソムタム」などが人気を集めるようになったことで、もち米は他の地域にも広まりました。イーサン料理の店や、ムーピン(豚串焼き)、ガイヤン(焼き鳥)、ガイトード(フライドチキン)などの屋台では、必ずカオニャオも一緒に売られています。


もち米は、料理と食べるだけでなく、デザートにも使われます。代表的なデザートには以下のようなものがあります:
カオニャオ・ムーン (ข้าวเหนียวมูน):蒸したもち米にココナッツミルクを混ぜて、マンゴーやドリアンと一緒に食べる。(カオニャオマムアン・カオニャオドリアン)
カオトム・マット (ข้าวต้มมัด):バナナの葉でココナッツミルク入りのもち米、バナナや豆を包んで蒸す。
カオニャオ・ピアック・ラムヤイ(ข้าวเหนียวเปียกลำไย):もち米とラムヤイ(リュウガン)をココナッツミルクで煮る。



また、タイの伝統的なデザートももち米粉を使って作られています。
例えば:
ブアローイ(บัวลอย):もち米粉を丸めてココナッツミルクで煮る。
カノム・ケン(ขนมเข่ง) :ココナッツシュガーを混ぜたもち米粉をバナナの葉で作ったカップに入れて蒸す。
カノム・トム(ขนมต้ม) :ココナッツの詰め物をしたもち米団子を煮て、ココナッツフレークをまぶす。



さらに、北部と東北部ではもち米を使った「サートー」という酒もあります。
もち米はタイの食文化において欠かせない存在であり、その多様な利用方法は地域ごとに特色を持っています。主食として、またデザートや酒として、タイの人々の生活に深く根ざしていることがわかります。カオニャオは単なる食材ではなく、タイ人の食文化や伝統を象徴する重要な要素であり、今後もその魅力を伝え続けていくことでしょう。
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