タイのフルーツ王 ドリアンの特徴と楽しみ方

タイ料理
Fresh durian (Kan yao) or Durio zibthinus Murray on sack and old wood background, king of fruit from Thailand on summer season

サワディカー ハッピータイランドです!

タイの市場や果物屋を訪れると、一際目立つ大きなトゲトゲの果物に出会うことがありませんか?それが、”フルーツの王様”と称されるドリアンです!その独特な匂いと強烈な味わいから、ドリアンは一度食べると忘れられない印象を与える果物として広く知られています。しかし、その強烈さゆえに、ドリアンは好き嫌いがはっきりと分かれる果物でもあります。

ドリアンとは?

ドリアン(ทุเรียน)とは、東南アジア原産のフルーツで、特にタイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどで広く食べられています。

ドリアン タイのフルーツ

ドリアンといえば、臭いと感じる人もいますよね?

ドリアンの香りはかなり強烈で独特なため、「くさい」と感じる人が多いです。その香りはしばしば「腐った玉ねぎ」や「ガス」と形容されることがあり、初めて食べる人や香りに敏感な人には受け入れがたい場合があります。

ただし、ドリアンを好む人々にはその香りが魅力的に感じられることも多く、味と食感が非常に美味しいと感じる人もいます。料理やデザートとして楽しむ文化もあるので、試してみる価値はあるかもしれませんね。

ドリアンの種類

タイにはさまざまな品種のドリアンがありますが、中でも特に人気があり、よく知られている品種もいくつかあります。以下はタイで見られるドリアンの品種の例です。

  1. モーン・トーン(モーン・トーン):最も人気のある品種で、黄色がかった果肉が特徴です。甘くてクリーミーな味わいで、大きな種があります。
  2. チャンニー(チャンニー):果肉は淡い黄色で、甘くて特有の香りがあります。種は小さめです。
  3. カーン・ヤオ(カーン・ヤオ):淡い黄色の果肉で、甘く、香りが豊かです。中程度のサイズの種があります。
  4. カドゥム(カドゥム):黄色い果肉で、甘く、種は小さめです。皮が薄いのが特徴です。
  5. ロン・ラプラー(ロン・ラプラー):黄色い果肉で、甘く、特有の香りがあります。ウッタラディット県のラプラー地域で栽培されています。
  6. リン・ラプラー(リン・ラプラー):ロン・ラプラーに似ていますが、甘さは少し控えめです。
  7. ノック・ヒップ(ノック・ヒップ):淡い黄色の果肉で、甘く、香りがあります。
  8. ポーン・マニー(ポーン・マニー):黄色がかった果肉で、甘く、香りが豊かです。
  9. トーン・ヨイ・チャット(トーン・ヨイ・チャット):黄色い果肉で、甘く、香りがあります。
  10. パーン・プラシー(パーン・プラシー):黄色い果肉で、甘く、特有の香りがあります。
  11. ゴッ・スワン(ゴッ・スワン):黄色い果肉で、甘く、特有の香りがあります。
  12. チャンタブリー1号、2号(チャンタブリー1ごう、2ごう):チャンタブリー県で開発された品種で、甘くてクリーミーな味わいです。

これらの品種に加えて、タイにはさまざまなドリアンの品種があります。それぞれの地域で異なる品種が栽培されており、ドリアンの選択は個人の好みによることが多いです。また、地域ごとにドリアンの多様性があり、それが消費者の選択に影響を与えることがあります。

ドリアンはどうやって食べる?

タイではドリアンが非常に人気があり、さまざまな方法で食べられています。以下は代表的な食べ方です。

生で食べる: ドリアンはそのまま果肉を取り出して食べるのが一般的です。成熟したドリアンの果肉はクリーミーで甘い味わいが特徴です。

ドリアンアイスクリーム: ドリアンを使ったアイスクリームはタイのデザートとして人気があります。濃厚なクリームの風味とドリアンの独特な甘さが組み合わさっています。

カオニャオドリアン: マンゴーの代わりに熟したドリアンの果肉をトッピングとして使用します。ドリアンのクリーミーで甘い果肉がココナッツミルクと混ぜたもち米と絶妙に組み合わさり、豊かな風味を楽しむことができます。

カオニャオドリアン

ドリアンケーキ: ドリアン風味のケーキも人気です。クリームやムース、スポンジケーキなどにドリアンが使われることがあります。

ドリアンシェイクやスムージー: ドリアンを使ったシェイクやスムージーもよく見られます。甘くて濃厚な飲み物として、多くの人に愛されています。

ドリアンチップス: ドリアンを薄くスライスして乾燥させたチップスもあります。これはスナックとして食べられることが多いです。

好き嫌いが分けるフルーツではありますが、タイに行ったらぜひ食べてみてください!なかなかタイ旅行に行けない方は日本のスーパーやタイ食材屋さんでたまに見かけます!

タイ料理が気になる方、ご自宅でもタイ料理の食卓を楽しみたい方はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました