タイの伝統舞踊「コーン」

タイ文化

コーン(โขน)とは

コーンは、舞踊、音楽、歌唱を融合させたタイの伝統的な演技です。シモン・ド・ラ・ルベール(Simon de la Loubère)が著作したシャム王国誌によると、コーンの上演はアユタヤ時代から行われていたことが示されています。昔はさまざまな物語が上演されていましたが、現在ではインドの叙事詩「ラーマーヤナ」に影響を受けた「ラーマキエン」のみが上演されています。コーンは、優雅な舞踊の所作や豪華で美しい衣装、そしてキャラクターごとの特徴を表す仮面(フア・コーン/หัวโขน)の使用が特徴です。

コーンのキャラクター

トープラ / ตัวพระ(男) ➡ ラーマラクシュマナなど
トーナーン / ตัวนาง (女) ➡ シーターなど
トーヤック / ตัวยักษ์ (鬼) ➡ トッサカンインドラジットなど
トーリン / ตัวลิง (猿) ➡ ハヌマーンスグリーヴァなど

トープラ / ตัวพระ
トーナーン/ ตัวนาง
トーヤック / ตัวยักษ์
トーリン / ตัวลิง

語りと歌唱

コーンの演者はセリフを自分で話さず、語り手(ผู้พากย์) がセリフを代わりに語ります。
感情や雰囲気を伝えるために、ピーパート(ปี่พาทย์) という伝統音楽を用います。

音楽

伴奏にはピーパート(ปี่พาทย์)が使われ、主要な楽器は

ピー(ปี่) – タイの伝統的なチャルメラ
クローン(กลอง) – 太鼓
チン(ฉิ่ง) – 小さいシンバル
ラナート(ระนาด) – タイの木琴
ゴング・ウォン (ฆ้องวง) – ゴング

舞踊と所作

コーンの舞踊は繊細で優雅な所作が特徴です。 感情を表現するために特定の動作があり、以下のような所作があります:

  • 愛情を示す動作
  • 怒りを示す動作
  • 悲しみを示す動作
現在、コーンの上演は見る機会が少なくなっていますが、サラー・チャルムクルンでは今も観光客向けにコーンの上演が行われています。タイを訪れる際には、ぜひその独自の魅力を持つ舞踊を観賞し、タイの伝統文化の深い美しさを感じてみてください。

https://salachalermkrung.com/?c=events&m=hanuman

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